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今回は、岡田斗司夫 FREEexさんの”オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より”を紹介します。
オタクの息子に悩んでます 朝日新聞「悩みのるつぼ」より(著:岡田斗司夫 FREEex)
目次
・基本情報
・この本を読もうと思ったわけ
・内容紹介
・この本で学んだこと
・まとめ
「オタクの息子に悩んでます」の基本情報
発売日: 2012.09.26
発行形態 :新書
ページ数:352ページ
ISBN:9784344982789
Cコード:0295
判型:新書判
朝日新聞beの人気連載「悩みのるつぼ」で読者や相談者本人から絶大な信頼を誇る著者が、人生相談の「回答」に辿り着くまでの思考経路を公開。
問題解決のための思考力が身につく画期的な書。
「オタクの息子に悩んでます」を読もうと思ったわけ
僕は岡田さんの人生相談が大好きです。
なぜなら相談者が本当に悩んでいることを丸裸にして、時に厳しく、時に優しくアドバイスをして下さるからです。
自分の人生が楽になるヒントをもらいたいと思って、この本を読みました。
「オタクの息子に悩んでます」の内容紹介
1.問題を仕分ける
問題がこんがらがる、というのは文字通り、コードがこんがらがるような状態。
それらをほぐしていって1本ずつ元をたどんなきゃダメなんです。
「今すぐ回答すべき問題」と「別にあとでもいい問題」と「もう終わってしまったんだから後悔するなり反省するなりして自分の中で決着させる問題」というふうに仕分ける。(P.73)
2.他者に共感する
共感のコツは相談者と”同じ温度の風呂に入る”ことにあります。(略)
その人が熱くて困ってるとか、冷たくて困ってると言っても、自分は服着て標準の温度で快適に過ごしながら、つまり安全地帯から「こういうふうにすればいいよ」と忠告してしまう。
とくに男性はこれをやってしまいがちです。 (P.34)
3.マイナスをましにする
これ(注:悩み)をゼロにしようと考えると失敗してしまう。(略)
そうではなくて、本来のマイナス10に戻す。(略)
「本来のマイナスでもかまわないじゃないか」「 今までちゃんと仕事はやってこられたんだから、それでいい」と考える。 (P.47)
4.すぐに答えを出さず、深く考える
面白いもので、ひたすら潜るとどこかで「底を打つ」瞬間があるんです。
これを僕は「プールの底に手がつく」と呼んでいます。
ず~っと考え、なぜだろう、なぜだろう、なぜだろうと潜っていくと、どこかで自分の気が済む瞬間が絶対にあります。
それが「プールの底に手がついた」瞬間です。
ここまで考えたら、あとは簡単。
そこから先は「じゃあ、どういうふうにしよう」と浮上するだけです。(P.139)
その他
・メーター、ピラミッド
→自分は全体、あるいは相手と比べてどのあたりの位置にいるか考える
・四分類
問題を4つの候補に分類して、考えるきっかけにする。
・思考フレームの拡大
→自分と相手のより高次の共通点を探す。(例:WBCでの”野球の勝利”)
「オタクの息子に悩んでます」で学んだこと
僕たちが人生相談を読むのは、現在進行形の問題を解説するためだけではありません。
「人生相談に答えることで、似たような経験で悩んだ過去の自分を救うことができる」という岡田さんの言葉に膝を打ちました。
岡田さん流の人生相談の答え方を通して、考え方のコツを学ぶことができました。
今悩みごとで困っている、誰かに悩みを相談されてどうアドバイスすればいいか分からない方にオススメです。
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