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今回ご紹介するのは、中島岳志さんの「秋葉原事件 加藤智大の軌跡」です。
秋葉原事件 加藤智大の軌跡(著:中島岳志)
〇こんな人にオススメ
・人付き合いでトラブルがあるとすぐに関係を切ってしまう。
・居場所がなくて孤立感に苦しんでいる。
目次
・基本情報
・この本を読もうと思ったわけ
・この本の内容紹介
・この本で学んだこと
・まとめ
「秋葉原事件 加藤智大の軌跡」の基本情報
ISBN:9784022617668発売日:2013年6月7日A6判並製 280ページ
死者7人、負傷者10人を出した無差別殺傷事件から丸5年――
なぜあのような事件が起きなければならなかったのか?
友達がいるのに、なぜ孤独だったのか?
加害者・加藤智大の人生と足跡を丁寧に辿ることで、現代社会の問題をあぶり出すノンフィクション!
「秋葉原事件 加藤智大の軌跡」を読もうと思ったわけ
以前加藤死刑囚の手記を読んだとき、彼には友達がいるのになぜ孤独感を覚えるのだろうと引っかかりました。
考えてみると、僕も自分の本音をさらけ出せない性格で、彼と似ています。
表面的なやり取りをしても余計虚しくなるという気持ちも少し分かります。
彼に自分の中の危うさを重ねてしまい、事件のことをもっと知りたいと思いました。
「秋葉原事件 加藤智大の軌跡」の内容紹介
居場所を見つけろといっても、そんな場所はどこにあるのか。(P.231)
という言葉が印象的でした。
加藤死刑囚は職場のある先輩に心を開いていましたが、無断で職場を辞めてしまいました。
せっかく本音でぶつかれる相手を見つけられたのになぜ?という気持ちになりました。
僕の想像だと、加藤死刑囚も彼とつながりたいと思いながらも、どうやってつながればいいのか分からず悩んでいたのかなと。
つながりたいけど拒絶してしまう気持ちが強くて、関係を切るしかなかったのかなと思いました。
「秋葉原事件 加藤智大の軌跡」で学んだこと
誰かと一緒にいることと、心から繋がっていることはイコールではない。
集団の中の孤独について深く考えさせられました。
表面的なつながり(友達の数、フォロワー数)にとらわれず、自分が本当に大事だと思う関係性を築こうと学びました。
「秋葉原事件 加藤智大の軌跡」のまとめ
”人との本当のつながりってなんだろう”
と考えるきっかけになりました。
事件の背景を知るうえで貴重な本だと思います。
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