(感想)佐久間宣行のずるい仕事術――僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた(著:佐久間 宣行)を読んでみた
(当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています)
「まじめに仕事をしているつもりなのに、結果が出ない…」
「働くことが楽しくないし、将来が見えない…」
こんなお悩みをお持ちの方は、もしかしたら仕事のやり方が間違っているかもしれません。
でも今回ご紹介する本を読めば、正しい仕事の頑張り方が分かります。
佐久間宣行のずるい仕事術――僕はこうして会社で消耗せずにやりたいことをやってきた(著:佐久間 宣行)
目次
・基本情報
・この本を読もうと思った理由
・「佐久間宣行のずるい仕事術」を読んで学んだこと
・「佐久間宣行のずるい仕事術」で気になったこと
・「佐久間宣行のずるい仕事術」を読んで実践したこと
・「佐久間宣行のずるい仕事術」のまとめ
基本情報
佐久間 宣行 著
発行年月:2022年04月
判型/造本:46並
頁数:232
ISBN:9784478114797
サラリーマンでありながら「オールナイトニッポン0」のラジオパーソナリティをつとめ、ファンイベントを行えばリアルで5000人が集まる、45歳のフツウのようでフツウじゃない今注目のプロデューサーが教える仕事術とは?
会社にいながら消耗せず、誰とも戦わずに自分の名前で仕事をするための62の方法教えます。
この本を読もうと思った理由
僕は芸人のオードリーさん経由で、佐久間さんのファンになりました。
佐久間さんは仕事ができる人というイメージがあり、仕事術を知りたいと思いました。
「佐久間宣行のずるい仕事術」を読んで学んだこと
1.佐久間さんは”エッセンシャル思考”を実践している
僕は少し前に「マンガでよくわかるエッセンシャル思考(著:グレッグ・マキューン)」という本を読みました。
その本と今回の佐久間さんの話に共通点が多くて、驚きました。
佐久間さんは、エッセンシャル思考を実践している人だと思いました。
(ただし佐久間さんは著書の中で、エッセンシャル思考という言葉は使っていません)
たとえば、佐久間さんの以下の言葉。
このがんばりどころを間違えると、空回りばかりでしんどくなる。(P.38)
みんなのために「いいこと」をするのではなく、自分のために「わがまま」を突き通す。(P.210)
佐久間さんは、いつも「自分」を主語にして仕事をしています。
また自分がやりたい仕事と、そうでない仕事をはっきり分けています。
一方の僕は、「親が」「社会が」と、人のせいにする癖があります。
そしてなんでもやらないといけないと思い、どれも中途半端で疲れてやめます。
佐久間さんの考え方を知って、もっと自分主体で生きようと思いました。
2.行動する時は仮説を立てて、検証する
佐久間さんは仕事をする前に必ず、仮説を立てると話しています。
仕事で成長したかったら、「正しい努力」をしないといけない。「正しい努力」をするには、まず、ひとつひとつの仕事に対して「こうじゃないか」と仮説を立てて、頭の中でそれを組み立てるクセをつけるのがおすすめだ。(P.42)
「悪い失敗」は、仮説がない挑戦の結果、もたらされたもの。
「いい失敗」は、仮説を踏まえた挑戦の先にあるもの。(P.177)
僕はあれこれ考えると結局動き出せなくなる癖があるので、「えいや!」で始めることが多いです。
でもそれじゃうまくいっても再現性がなく、次につながりません。
行動の前に「これをこうしたら、こうなるだろう」という見通しを立てることが大切なんだなと思いました。
また佐久間さんは、失敗した後の修正も大事と、お話されていました。
3.人間関係はけなすより褒めろ!
僕にとって褒めることは「最高の娯楽」
相手を褒めるということは、コストがかからない最強のビジネススキルでもある。(P.76)
ただ、褒めるというクセは、使わないとすぐに衰える筋肉のようなもの。
「褒め筋」が衰えていたらまずは筋トレ。
「褒める」を習慣にしていこう。(P.78)
佐久間さんのコミュニケーションの肝は、「自分で自分の首を絞めない」ことだと思います。
「人の悪口を言うと自分に返ってくるので、結局自分が損をする」と、何度も話しています。
だから他人のためでなく、自分の利益のために、相手を褒めてもいいと学びました。
僕は家族の陰口を、よく母に零してしまいます。
するとその陰口がバレ、また関係が悪くなる悪循環が続いています。
まずは自分の立場を守るため、家族の悪口を言うのはやめようと思いました。
「佐久間宣行のずるい仕事術」で気になったこと
この本には、佐久間さんがこれまで手掛けてきた番組の話が多く出てきます。
ただそれらがどんな番組なのか、説明があまりありませんでした。
だから佐久間さんのファンではない方には、少し分かりにくいかもしれません。
「佐久間宣行のずるい仕事術」を読んで実践したこと
・仕事前に、その作業でなにがしたいのか、どんな結果を残したいのか、仮説を立てるようになった。
・人の悪口や陰口を、なるべく言わないようになった。
「佐久間宣行のずるい仕事術」のまとめ
タイトルにある”ずるい”とは、要領のよさやしなやかさのことだと思いました。
自分がなにをしたいのかを見極め、頑張りどころを間違えないこと。
それを実践できれば、メンタル的にも楽になれると思えました。
不器用な人でも頑張り方のコツが分かり、仕事へのモチベーションが上がりますよ。