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今回ご紹介するのは、荻上(おぎうえ)チキさんの「もう一人、誰かを好きになったとき ポリアモリーのリアル 」です。
もう一人、誰かを好きになったとき ポリアモリーのリアル(著:荻上チキ)
目次
・基本情報
・この本を読もうと思ったわけ
・内容紹介
・この本で学んだこと
・まとめ
「もう一人、誰かを好きになったとき」の基本情報
発行形態 書籍、電子書籍
判型 四六判変型
頁数 240ページ
ISBN 978-4-10-355381-6
相手の合意を得たうえで、ふたり以上の恋人やパートナーを持つ――そのような関係性をポリアモリーという。
不倫や浮気とは何が異なる?
嫉妬の感情は生まれないのか?
子育てはどのように行うのか?
社会のなかで抱える困難とは?
日本に暮らす当事者100人以上に取材・調査してその実態を伝える、国内初の複数愛ルポルタージュ。
「もう一人、誰かを好きになったとき」を読もうと思ったわけ
図書館の新刊コーナーにこの本があり、気になって手に取りました。
最近一人が寂しくなり、無性に恋愛のことを考えて気持ちが落ち込んでいました。
自分はポリアモリーではありませんが、この本からなにか発見があればいいなと思ったのが理由です。
「もう一人、誰かを好きになったとき」の内容紹介
1.ポリアモリーとはなにか?
本書のテーマとなっているポリアモリー(polyamory)とは、ギリシア語のポリー=poly(複数)とラテン語のアモール=Amor(愛)を合わせた言葉であり、直訳すれば「複数愛」となる。(略)
より厳密に言えば、「三人以上の当事者が、合意して築く関係」を指すことが多い。(P.13)
2.ポリアモリーにとっての恋愛観
「誰かとずっと一緒にいる、というのがストレスなんですよ。
だから自分は、相手を独占しない。
どうして、一対一なんだろう、とずっと思っていて。
確かに嫉妬はするけれど、束縛よりはマシ、という感覚なんです」(P.97)
つまりポリーを受容するか否かは、恋愛や人間関係を、資源不足にもなりえる有限なものとみなすのか、それとも他人とシェアしたとしても揺るぎにくいものだと捉えるのか、恋愛のみならず、物の見方が大きく関係しているといえる。(P.142)
「もう一人、誰かを好きになったとき」を読んで学んだこと
ポリアモリーについて知り、自分はどんな人間関係を理想とするかを考えるきっかけになりました。
僕は恋愛や結婚が苦手です。
パートナーを早い者勝ちで奪い合う椅子取りゲームのように感じてしまうから。
自分はポリアモリーではないですが、人間関係を有限ではないものと捉えるのはいいなと思いました。
僕はみんなに対してフェアでいたいし、誰かを特別扱いするのが嫌です。
恋愛や結婚に縛られず、自分らしく生きたいと思えました。
「もう一人、誰かを好きになったとき」のまとめ
ポリアモリーについて完全に理解できたわけではありませんが、当事者のバックグラウンドを知って世界が広がりました。
「恋愛や結婚とはこういうものだ!」とかたく考えすぎず、もっと自由で柔軟に考えられたら、みんなが楽になると思います。
複数愛に興味がある人もない人も、気軽に読んでほしいです。
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